6/16号のフェリアに以下のような案内が出ています。
ペットの食育(手作りごはん含め)についてのセミナーのご案内です。
ちょっと勘違いされそうなのですが、ながよし動物病院がセミナーするわけではありません。
ペット食育協会さんのセミナーで獣医師の須崎先生が講師をされます。
ではなぜ、ながよし動物病院の名前が?
はい、お答えしましょう。
鹿児島でペットの食育活動をされている植村かよさんとご縁があり、ペットの手作りごはんの件で
当院もご協力いただいています。
その流れで、今回の鹿児島での初セミナーを機にもっとペットの食育を考えよう、とのことで
ながよし動物病院の名前を出させていただきました。
そもそも私がなぜ手作りごはんに興味を持ったか。
最初に断っておきますが、いわゆるペットフード否定ではありません。
病院には各種フードを置いていますし、私の愛犬たちもドッグフード食べています。
きっかけは東日本の震災や熊本の震災です。
災害時は人が優先されます。まず人の食糧確保でおにぎりやパンが配給されます。
ペットフードはありません。そもそもペット同伴避難ができるか、という話はまた別の機会に。
ここではペットも一緒の場合として。
そんな避難先でペットフードしか食べない、、それも1種類しか食べない、となるとペットも飼い主さんも大変だよなー、と。
少なくとも米飯とかパンとか食べられるようになっているといいかな、と。
で、手作りごはん、というとカロリー計算して栄養バランス考えて、なんだか難しそうと思われるかもしれません。
ですが、毎日それでは大変。
私もそんなに手間ひまかけていません、実のところ。
肉や魚、お野菜を一緒に煮るとか、焼くとか、それも自分のごはんを準備する一部を愛犬用にしたりとなるだけ楽しています。
もちろん、食べてはいけないネギ類とか骨とか、それは外しています。
インスタ映えするおしゃれなごはんではありませんが、うちの愛犬たちはバクバク食べています。
そして、当然ですが疾患のあるペットに関しては疾患用のフードを治療の一環としてお勧めしています。
特にアレルギーがあるペットの場合、いろいろと制限が出てきます。
ペットそれぞれ状況が異なります。
消化器が機能しているのであれば口から栄養を摂取することはとても重要
だと私は考えています。
それがペットフードなのか手づくりごはんなのか、
どの方法がそのペットの為になるのかを考えて診療させていただいています。
どんな食品をどれくらい、とかどんな調理法で、などはそれぞれのペットの状況でお話させていただきます。
手作りごはんに興味がある飼い主さん、ぜひご相談くださいませ。
もちろん、8月のセミナーに行かれるのもいいかも、です。
以上お知らせでした。