春ですね。
鹿児島も桜がきれいに咲いています。
さて、アークの49日も過ぎたので、自宅の庭に遺骨を埋葬しました。
土に返る袋に骨を入れ替えて、深めに掘った穴へ。近くには先住犬も眠っています。
Epitaph(墓碑銘)を刻むとすれば・・・
若かりしときはknight
年を経てBabyに戻り
そして今、アークエンジェルとなって
ここに眠る
さて、埋葬に関して注意を1つ。
大事なペットが亡くなって、土に還したい、と思っても
公共の場所に勝手に埋葬してはいけません。
自分の土地であっても野生動物や野良猫などに簡単に掘り起こされないよう
注意してください。
うちは庭がないし、借家だし、という場合プランターなどに土を入れてその中に埋める
などもありです。
または散骨などの方法もあります。
しかしこれもどこでもいいわけではなく公共の生活環境に影響がないように
お願いします。
もちろん、ずっとお部屋に置いていてもかまいません。
飼い主さんの気持ちが休まる方法が一番です。
さて、これはいったい何が・・・
先日、お忙しい中、
アロマロ石鹸を開発した!前田しのぶさん(写真右)と
ホリスティックペットセラピストの野口みほさん(写真左)に
熊本から来ていただき、
当院トリマーの有水にシャンプー&マッサージ指導を
していただきました!
モデルはツバキ
詳しくは企業秘密にしたいから言えませんが・・・
終わったあとのツバキの皮膚がしっとりやわやわになりました。
ワンちゃんのシャンプーには2つの意味があると思っています。
1つは汚れたり臭いのついた毛や皮膚を清潔にすること
そしてもう1つは皮膚の状態をより良く保つこと。
基本はだかで生活する犬の皮膚には適度の水分、油分がバランスよく存在しています。
そしてバリア機能を働かせて細菌や真菌などの侵入を防いでいます。
しかしそれがうまくいかなくて皮膚感染症になったり、
また身体の免疫の関係でアレルギーになったりして痒みが出ます。
そして皮膚が過剰に乾燥したりまたは過剰にべたついたり・・・。
皮膚病の治療はその原因を調べ、それにあった薬を内服や注射したり、
アレルギーであればフードの変更をしたりします。
そして必要に応じて薬用シャンプーをしたり、塗り薬を使います。
皮膚病は飼い主さんが見てすぐわかる異常です。
そして痒がるワンちゃんを見るのはつらいですよね。
アレルギーであれば完治することなく
一生付き合っていかなくてはいけない場合もあります。
なので病院での治療だけではなく飼い主さんの協力がとても大事。
自宅でできるケアって・・・。
お薬の投与やフードのほかに、
自宅でのシャンプーや保湿スプレーを使ったメンテナンスをできる範囲で。
当院では皮膚疾患のワンちゃんのシャンプーには薬用シャンプーも使用しますが、
状態に応じてアロマオイルや漢方を使用したトリートメントを行っています。
その日の状態を炎症が強いとか乾燥しているとかべたついているとかじっくりみて
処方を決めます。
そして、今回強力な助っ人のお2人のアドバイスで
シャンプーでのケアがパワーアップするはず・・・
そしてこれは皮膚病のワンちゃんだけの話ではありません。
女性ならわかるはず、いえ男性も今はスキンケアする時代ですね。
普段のお手入れが大事だということ!
私も最近化粧水ののりが悪くなり、エステシャン友人に勧められた導入美容液を使い始めました。
わんちゃんたちも飼い主さんから見て健康な皮膚と思っていても
診察してみると、乾燥肌だな~とかちょっとオイリーだな~と思ったりします。
今後そのあたりのアドバイスやスキンケアコースにも力を入れていきたいな~。
しばしお待ちくださいね
4月の休診日です。
祝日があります。連休になりますのでご注意ください。
4月は狂犬病予防接種やフィラリア予防も始まり外来診察が混みあいます。
時間に余裕を持ってお越しください。