こんにちは。鹿児島市にあるながよし動物病院です。
鹿児島市は9月は毎日真夏日です。記録更新しそうです。
みなさん、夏バテしていませんか?
わんにゃんの熱中症もまだまだ油断禁物ですよ。
そんな暑さの中、本日9月29日は中秋の名月
先日こんなクッキーいただきました。
かわいくて・・・美味い!!
あっ、人間用だったので私がいただきました。
そんな一般的な季節ネタでしたが、動物業界のニュースとしては
動物愛護週間
いつだか知ってますか?
9/20~26までだったんです。
毎年この時期のブログはこれに関してお話させてもらってます。
今年は動物愛護管理センターに
Spotlight(スポットライト)当ててみましょう。
獣医師会の仕事の関係で最近私は鹿児島市の動物愛護管理センターに行くこと
が増えています。
職員のみなさん、収容されている犬猫たちの為にこまめにお世話していらっしゃいます。
猫は室温管理やミルク給餌の仔猫が多いのですが、1頭1頭体調チェックしながら
異常があれば我々獣医師に連絡が入ります。
また犬は高齢だったり疾病がありそうな子たちも多く、性格的に攻撃性のある子たちも
時間をかけて人に馴らしてくれています。
もちろん、ミルクボランティアの方たちや動物愛護サポーターの方たちのご協力もあり、
収容される犬猫の環境は動物福祉の面から見ても良い状態にあると思います。
しかしSNSなどを見ると動物愛護団体からはこういう行政の動物愛護管理センターは
批難される事も少なくありません(鹿児島の事ではなく一般論)
また一般の方々も、行政の動物愛護管理センターに連れて行ったら即殺処分だ、
と誤解されていることもあります。
残念です。
事実は一つ、でも真実(解釈)は無数。
元はニーチェの言葉ですが、某映画の主人公も言ってました。
それぞれが思う動物愛護、があると思います。
目の前に収容されている犬を見て、これではまだケアが足りない、
だから行政は・・・と考えるのは自由です。
でももう少し解釈を広げてみませんか?
犬猫を救いたい、という気持ちはみんな一緒だと思います。
それぞれが置かれた場所でできる事をしていきたいですね。
さて、9月は学会や研修などもありました。10月11月も行事がちらほらあります。
この学会は今回鹿児島での開催でしたのでただの参加ではなく、
お手伝い要員として頑張りました。
久しぶりのスーツが!数年ぶりのスーツが!入らない・・・。
慌てて買いに行きましたよ。
九州各県の獣医師の先生方の発表は勉強になるものばかりで、やはり常に勉強は大事、
と思いながら帰ってきました。
その日は気づかなかったのですが、学会誌の裏表紙になんと!先日のVMAT活動の時の写真が!
びっくり・・・。
私にもSpotlightが当たってました。
さて、10月の休診日です。
祝日があります。お気を付けください。
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朝夕の気温と日中の気温の差が出てくると調子を崩す場合があります。
特に高齢のワンにゃんは小さな変化を見逃さずに早めの受診をおすすめします。
また最近デンタルケアに興味を持たれる飼い主さんも増えています。
麻酔下での歯石除去、日々のケアいろいろできることがあります。
ぜひご相談ください。
それでは今月も食欲の秋、運動の秋、芸術の秋、楽しみましょう