8月18日、鹿児島では夏の風物詩になりました、サマーナイト大花火大会。
うちの病院から城山越しに大きい花火を鑑賞できました。
きれいでしたね~、迫力ありましたね~。
と、1時間ちょっと見物していたのですが、その間看板犬のアーク&ツバキは?
アーク・・・いつもと変わらず
ツバキ・・・プチパニック(@_@;)
そう、ツバキは花火の音がこわい、雷こわい、大きな音嫌い、ワンコなんです。
この嫌いな音がしたときのツバキのパターンは・・・
「ドーーーーン」
寝ていた体制から、
ムクッ、と頭をあげ、次の瞬間・・・
走り出す ε=ε=ε=ε=ε=(; ̄◇ ̄)」
とりあえず走り出す
そして震えて動けなくなる・・・
こんなワンちゃん、結構います。
恐怖のあまり、網戸を破って逃げた、とか。
恐怖のあまり、リードをちぎって逃げて迷子になった、とか。
ということで、今日のテーマは音恐怖症のワンちゃんへの対応について
では、どうすればいいの?
一言でいうと、何もしない。
えっ?
はい、ちょっと詳しく説明しましょう。
ワンちゃんは飼い主さんたちの反応を見ています。
で、やりがちなのが、花火怖いね~、雷怖いね~、
かわいそう、おいでおいで~、って。
いつもと違う声で、いつもと違う態度、見せてませんか?
えっ?優しい飼い主さんですよね。
う~ん、これ逆にワンちゃんの不安をかきたてます。
いつもと違う、飼い主さんも慌てる何かが起こっている、
これはやっぱり何か危険なんだ!
あ~~、不安だ
ってワンちゃんは考えます。
だから、いつもと同じにしておいてください。
そうこうしているうちにワンちゃんも、
これはなんでもないんだ、って思うようになるかもしれません。
少なくとも過剰に反応しにくくなります。
生まれつきビビりなワンちゃんもいるので、完全に慣れる、とは言えませんが。
飼い主さんはいつでもどこでもど~ん、と構えていてください。
頼れるリーダーでいてくださいね。
でも、パニックになった時のことを考えて、雷や花火が鳴っている時は戸締りしっかり、
また、屋外で飼っている場合、首輪やリードが切れそうになっていないか、しっかり点検してください。
それでも毎回かなりのパニックになるワンちゃんはご相談ください。
いなせな2匹です。