この間お正月を迎えたばかりだと思ったのに、もうすぐ4月!?
なんて、セリフを良く聞きますが、今年はそれよりも
「新元号は何?」ということで盛り上がっていますね。
春ももうそこまで。桜の開花や土筆も顔を出し、虫たちも活動始める。
そして、私の眼鏡もいきなりクラッシュする・・・
ただかけようとしただけなのにいきなりレンズが飛びました。
ちなみに、眼鏡だけでなく、神社での御祈願で榊も飛ばしました。
なぜ?詳しく聞きたい方、直接院長まで。
さて、本題です。
犬の飼い主さん、そろそろ保健所から狂犬病予防接種の案内のお葉書が届く頃。
はい、予防注射受けましょう。
狂犬病は日本においては60年くらい発生していません。
しかし、世界で見るとまだまだ狂犬病が発生している国はたくさん
あり、亡くなっている方もまだまだいらっしゃいます。
日本では狂犬病予防法という法律で、飼い犬の生涯に1度の登録と
毎年のワクチン接種を飼い主さんの義務としています。
狂犬病にかかった動物がどうなるのか、人がどうなるのか、知らない方が大多数かと。
専門学校の教員時代は学生たちに狂犬病発症した動物のDVDを見せて授業していました。
狂犬病の怖さを知ってもらいたいから。
そして、今発生が無いのはこのような法律で飼い主さんがしっかり予防を
してきたその努力のたまものであり、それはこれからも続けていかなくてはいけないことだから。
4月、5月は集合注射もあります。
もちろん当院でも予防注射できます。注射後、注射済票をお渡しします。
その前に健康チェックを行います。体調悪い時は延期します。
その他、病気治療中などで予防接種困難と獣医師が判断した場合、
予防接種猶予証明書を発行します。ご相談ください。
来院されるときには必ず保健所からのお葉書をお持ちください!
また、昨日のニュースで鹿児島県で今年初のSFTSの患者さんが出た、と。
SFTSはマダニから咬まれて感染する感染症です。
幸いにもその方は快方に向かっているようです。
ちょっとした草むらにマダニはいます。
ワンちゃん、猫ちゃんのノミ・ダニ予防もしましょうね。