先日、「いい子にしてないとサンタさんプレゼント持ってこないよ」
ってセリフを聞きました。
もちろん、私に言われたわけではなく、小さな男の子に向けられた言葉ですが・・・。
そうか~、いい子にしていたらサンタさん、来てくれるのか~。
いえ、催促なんてしてませんよ・・・。
そうか~、プレゼント・・・来るのか~
催促なんかしてませんよ・・・
とりあえず、病院もちょっとだけクリスマス感出してみました。
全部見つけられたら・・・ほめてあげます・・・。
豆柴福ちゃん、4か月齢で5kg超えました。
人が好きで食べるの好きで齧るの好きで散歩が好きなやんちゃぼうず
に育っています。
この3ショット、力関係が出ているような・・・。
さて、福ちゃんちからもですが、
この夏秋生まれのワンニャンの飼い主さんから
最近よく聞かれること。
「避妊・去勢手術ってしないといけないの?」
お答えしましょう。
多分、多くの獣医師は手術をお勧めします。
それはなぜか。
将来起こるかもしれない病気を防いで長生きしてほしいから。
以上。
時間が無い方はこれだけ覚えていてもらえればいいです。
が、時間がある方、説明しましょう。
以前は、不必要な繁殖を防ぐため、という理由もありました。
が、今やほとんどの犬猫が室内飼育となり、
飼い主さんのもとでしっかり管理されているので、
うっかり交配してしまいました、ってことは少なくなりました。
いや、猫は外に行くし、と思ったあなた、
動物愛護法で猫も室内飼育をうたっています。
さて、避妊去勢手術とは
男の子は精巣摘出します。
女の子は卵巣子宮摘出します。
精巣も卵巣もホルモンを出す働きがあります。
なのでこれらを摘出することにより、
精巣・卵巣・子宮に関する病気になることは無くなります。
具体的には精巣や卵巣の腫瘍、子宮の腫瘍や子宮蓄膿症など。
それから、卵巣や精巣からのホルモンの影響を受ける病気も起こりにくくなります。
前立腺の腫瘍や肛門周囲腺腫、乳腺腫瘍など。
ただし乳腺腫瘍に関しては早期に卵巣摘出すれば罹患率は低くなります。
このような病気になってしまうのは中年以降が多くなります。
そして手術は当然ですが全身麻酔をかけて行います。
身体への負担もあります。
治療費もかかります。
そして、残念ながら助けられないこともあります。
せっかく家族の一員になったのならできれば寿命を全うしてほしい、と
獣医師は考えています。
だから、避妊・去勢手術をすすめます。
手術すると性格が変わりますか?
と聞かれますが、
うーん、持って生まれた性格はあまり変わらないです。
やんちゃな子はやんちゃだし、穏やかな子は穏やかですし。
ただ、手術するタイミングで大人になっておとなしくなる子はいます。
手術を迷っている飼い主さんが近くにいたら
こんなこと獣医師が言っていたよ、と
ちょっと教えてあげてくださいね。
では、皆様のもとにもサンタさんがやってきますように。
大好きな曲の歌詞をプレゼント
♪ 頑張っている人も、悔しかった人も
Very Merry Xmas
素敵な一年が 訪れるように
けんかしている人も、忙しい人も
Very Merry Xmas
新しい一年が 輝けるように
Very Merry Xmas ♪
さて、アークとツバキにもサンタは来るのか!
結果は次のブログで!