2月22日は猫の日でしたね。実は猫の日、国によっても違うんですよね。
とりあえず、うちの猫たちです。みんな病院のどこかにいます。
そしてゾロ目の日だったのでこんなことも・・・。次は20年後かな。
さて、院内にも掲示していますが、
連日報道されている新型コロナウィルス感染症について、
報道されないペットにはどうなの、
というお話です。
WASAVA(世界小動物獣医師会)が2020年2月9日にコメントを出しています。
簡単に説明しますね。
〇新型コロナウィルスはペットに感染しますか?
現時点ではペットに感染するということはない。ペットが人の感染源と疑われるようなものもない。
ただし新しい情報が入り次第アップデートします
〇もし、自分が感染したらペットとの接触は?
病気の間は動物を扱わないように。ペットが新型コロナウィルスに感染したとの報告はないが、
コロナウィルスには種類によって動物に疾病を引き起こすものもあるので。
情報が入るまではペットとの接触は避けましょう
〇もしペットが新型コロナウィルス感染症にかかった人と接点も持った場合、
ペットが新型コロナウィルスをさらに別の人にうつすことがありますか?
現時点ではペットが人の新型コロナウィルス感染源と疑われるような症例はない。
しかし、新しい情報が入り次第アップデートします
〇新型コロナウィルス感染症の流行地域にいるペットには何をすればいい
現時点でがペットが新型コロナウィルスに罹患するという情報はない。
更なる情報が入るまでは動物に近づく時はマスクを着用するか、疾病を広げる可能性から守るため
ペットをケアしてほしい。新型コロナウィルスに感染していると診断された人をペットに近づけないこと
でペットを守り疾病が伝播する潜在的可能性を無くすことが出来る。
一言でいえば、今のところ犬猫へ新型コロナウィルスはうつりません。
ただし、この先どのような展開になるかはわかりません。正しい情報を入れるようにしましょう。
そして私たちは何をすればいいか。
ドクターたちが繰り返し言っていますね。
手を洗いましょう
咳エチケットしましょう
人ごみを避けましょう。
小学生か!ってバカにしている、って怒っている人もいましたが・・・。
正しい手の洗い方してますか?
正しいマスクの付け方、扱い方知っていますか?
私の好きなABCがあります。
A 当たり前のことを
B 馬鹿にしないで
C ちゃんとやる
新型コロナウィルスに限らず呼吸器感染症の時の対処法は同じです。
決して新型コロナウィルスだけに特別なことがあるわけではないです。
もちろんワンニャンと接する時もそうです。
口移しはしない
触ったらしっかり手を洗う。
ワンニャンを清潔に保つ
そして、災害時にも大事なことですが、まずは自助。
自分でしっかり対策を考えて動きましょう。
国が、自治体が、学校が、という前に自分でできることは自分でやりましょう。
ちなみに、私の免疫力アップの源
小さいアークが広いベッドを使い、太目のツバキが小さいベッドに追いやられても気にしないで
爆睡できる、そんなおおらかな子たちを見て癒されること。
あっ、新型コロナウィルス感染症に関係なく、ワンニャンの混合ワクチン接種はしっかりやりましょうね。