こんにちは。鹿児島のながよし動物病院です。
2023年初のブログですね。
今年もこの緩いブログにお付き合いください。
寅年からうさぎ年にバトンタッチですね。
さて、私事ですが、先日朝起きたら左腕が痛みで動かせなくなってました。
数日前からちょっと痛かったのですが、上にも横にも後ろにも腕を伸ばしたり
曲げたりひねったりが全くできず。
ええ、俗に言う五十肩、ってやつですね。
こんなに痛いとは・・・。
なったものは仕方ないので自分の動きを観察してみました。
一番楽なのは下にだら~んと下げている事。
重いものは持てないから右腕を使います。
どうしても左腕をあげたり伸ばしたりしないといけない時は
完全に伸ばせないから伸ばせるところまで伸ばして身体を対象物に近づけます。
手を使うとき、左じゃなくて右腕使わなきゃ、と考えるから行動が一瞬遅れます。
でも咄嗟の時はやはり利き腕なので左腕を使ってしまい、痛みで固まります。
そんな数日を過ごし、ちゃんと整形外科で治療してもらい痛みは治まりました。
なぜこんな話をしているか、というとワンちゃん猫ちゃんの骨関節炎も同じなのかな、と。
私は今回、左腕が痛いということを周囲には話さず過ごしていました。
誰にも気づかれなかったと思うのですが。
ワンちゃん猫ちゃんもそうですね。
足が痛いです!と日本語で言うわけではないです。
だから行動を見て飼い主さんが察してあげるしかないですね。
わかりやすのはやはり歩き方。痛い足に負重できないから
跛行といってバランスの悪い歩き方になります。
そこまでなくてもジャンプしなくなった、とか。
いつもは頂戴、と手を伸ばすのに最近しない、とか。
そして咄嗟の動きの後に不自然に立ち止まる、とか。
触られると嫌がる、とか。
ワンちゃんより猫ちゃんの方が症状を表しにくいです。
でもこうやって日常の行動を見てあげていれば、異常が出たときに
なんとなく違和感を感じるようになります。
いや、違和感を感じられる飼い主さんになってほしいです。
冬場、特に高齢のワンちゃん猫ちゃんは気を付けてみてくださいね。
治療は鎮痛剤やサプリメントを使ったり、場合によっては鍼治療などもいいかもしれません。
ただし鎮痛剤は痛みをとるもので原因となる筋肉や軟骨の炎症は存在します。
なので無理をしない日常生活を送る工夫が必要となります。
もしかしてうちのワンにゃんも、と思ったらご相談ください。
さて、今回もう1つお知らせがあります。
開院6年目にして当院にしては大幅値上げです。
仕入や光熱費の値上げによりどうしても現状では厳しくなりました。
ペットホテルは3/1から、トリミングは4/1から新料金となります。
また一部フードや診療費についても値上げしております。
新料金は院内にも掲示しております。
心苦しいお願いではありますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
さて、2月の休診日です。祝日があります。休診となりますのでご注意ください。
また、2月3月限定で注射によるフィラリア予防を始めます。
注射の前にフィラリアにかかっていないか調べる血液検査が必要です。
せっかく採血するので健康診断を兼ねた血液検査をされる方が多いです。
詳しくは当院までご連絡ください。
1月は鹿児島としては寒い日が多かったですね。
冬場は人間も感染症が多くなり体調を崩しやすい時期です。
人もワンにゃんも体調一番、元気に過ごしましょう。