鹿児島市にあるながよし動物病院です。
朝夕は少し涼しくなってきた鹿児島です。
が昼間はまだまだ暑い。
この寒暖差がペットにも人にも体調不良の原因になったりします。
皆さん大丈夫ですか?
さて8月のまだまだ暑い中、先月のブログでお伝えした
「こども消防・防災フェスタ」に
鹿児島のVMAT(災害派遣獣医療チーム)でブース参加してきました。
ブースではマイクロチップ読み取り体験や
ペット同行避難グッズの紹介、
ペットの心臓マッサージ体験、
そして一番人気はVMAT制服、獣医師白衣着てみようのコーナー
10時開始から15時まで途切れることなくたくさんの方々にご参加いただきました。
他にもいろいろなブースがあり、私も隣のブースで災害時の簡易担架の作り方と運び方
を教えてもらいました。
ブースにはペットを飼っていない方々にも来ていただき、マイクロチップの存在や、
ペットとその飼い主が災害時にはこんなものを準備して、そしてペットにも
心臓マッサージできるんだ、ということを知ってもらえました。
これ、実はとても大事なこと。
災害が起こって避難所生活をすることになったら、いろいろな立場の方々が集まります。
ペットの飼い主さんはペットとの同行避難については知識があるかもしれません。
でも例えば高齢者対応、乳幼児対応、身体が不自由な方への対応、外国の方への対応、
わかりますか?
同じく、高齢者がいるご家庭では高齢者を連れての避難については
知識があるかもしれません。
でもペット避難については知らないですよね。
災害時、みんな協力しましょう、と言っても
どうしていいかわからないですよね。
なので、こういうフェスタはありがたいです。
自分には関係ない、と思った分野でも
ちょっと見てみよう、聞いてみよう、と覗いてもらえたら
頭の片隅に記憶が残ります。
そしてそれを災害時に思い出してもらえればそれで充分。
私はペットの心臓マッサージを説明したのですが、
ぬいぐるみを使って、パプリカという曲に合わせて胸を押す体験をしてもらいました。
この曲に合わせるとだいたい1分間に120回くらいのスピードになります。
最近のこども達・・・めっちゃリズム感いいですね。
みんなとても上手でした。うらやましい・・・
今回鹿児島VMATだけではなく九州各県からお手伝いに来ていただきました。
それぞれ地域名が入った制服でポージング~
そして今回心残りだったのは、いろんなブースを回る時間があまりなくて、
何よりキッチンカーに行けなかったこと!
楽しみにしていたのに~
ドクターヘリが飛び立つところを見ながら某ドラマのBGMが頭の中に流れました・・・
さて9月の休診日の案内です。
↑をクリックしてください
祝日が2回あります。どちらも連休になってしまいますのでお気をつけください。
また10日(日曜)は学会参加のため休診となります。
電話対応もできませんのでご注意ください。
そして、9月のトリミングもほぼ予約で埋まっております。
ご予約はおお早めにお願いします。
タイトルにあるVuja de、意味ご存じでしょうか。
デジャブ(既視感)を逆から読んだ言葉です。
それまでに何度も経験している事なのに、初めて経験するように感じること
という意味です。
私の場合、診察において嘔吐とか下痢とか、皮膚病とか、同じ症状だな、と思っても
思い込みを持たずしっかり診察・検査することかな。
前と一緒ですね、と思ってもよくよく診察すると原因が違ったりします。
それによって治療法が変わりますから。
飼い主さんにもお願いです。
ペットが調子悪いの、いつものやつかな、と思って様子見よう、
と考える前によ~く観察してください。
特に持病があったり高齢なペット早めに治療した方がいいです。
突然、なぜこんな話?
Vuja deという言葉を使いたかったので・・・。
では皆さん、今月も1日の寒暖差に気を付けて楽しく過ごしましょう